『読むひとと、飲むひと』から起きる素敵な出来事

今年1月から始めたインスタライブ『読むひとと、飲むひと』既に3回目まで続いています。ライブの内容は、毎月1回、伊丹にある書店『BOOK LAND FRIENDS』ブックランドフレンズさんの店長、通称こんぶ店長=河田秀人さんと私が、毎月違った本のお話と、その本に合わせたお茶のご紹介をするといったものです。

打ち合わせは一切なし、ライブ感を出すため!?とはいえ、一体どんなことになるのかをお互い知らずに本番をし、それをご覧いただいています。当初は一体どなたが観たり聴いたりしてくださるのだろう・・・と思っていましたが、動画の再生回数がゆっくりと増えてきて、続ける気持ちに励みをいただいています。

3月の本は小川糸さんの『ツバキ文具店』。ドラマにもなっていたので、大好きな方々もたくさんいらっしゃる作品です。鎌倉を舞台に描かれる、手紙の代書(代筆)業の女性のお話です。ライブでは、鎌倉という場所から発するイメージや、手紙を書くことや、やり取りすることの素敵さが話題になりました。

実は、読後改めてお便りすることの素晴らしさを感じ、お店にポストカードとペンと切手を用意しました。お茶を飲んでいる時に、ふと思い浮かんだ方にお便りを書いていただく機会をご提案しようと考えました。季節の絵柄や神戸らしいイラストのハガキとペンをトレーに入れて、そっとお店の片隅に置いています。

ここからが、ミラクル!と思わず声に出た素敵な出来事のお話です。なんと、インスタライブを聴いていただいていた方が、鎌倉を旅行されている時に、ふとライブのことを思い出されて、私の店宛にハガキを書いて送っていただいたのです。旅先の桜の様子と鎌倉の空気感を一枚のハガキからしっかりと受け取りました。こんな嬉しいことがあるなんて・・・・・。ハガキをくださったのはこんぶ店長の書店のお客さまでした。こんぶ店長とご一緒させていただくことで、新しい素敵な方々との出会いがゆっくりとたくさん生まれています。

4月20日は公開ライブとして、店内にお客さまをお迎えしてインスタライブをいたします。皆さんと楽しいひとときをご一緒したいです。

鎌倉からハガキを送っていただいた O様に励みをいただきました。心から感謝を込めて、店のハガキのトレーからお気に入りを選んで、返事を書きました。トレーのハガキを最初に使ったのは、結局私でした。

どうぞ、皆さまも、ハガキをどなたかに・・・お茶をしながら、お便りを書く・・・幸せな時間のように思います。

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DISCIPLE DU BONHEUR
神戸元町の紅茶・ハーブティー・日本茶・ジンのお店
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心とからだに嬉しいお茶の時間をゆっくりとお過ごしください。
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