茶歌舞伎で盛り上がった後は、皆さんお待ちかねのランチの時間です。
人気店『和食や芦田』さんのお茶壺弁当です。
芦田さんとお話をしていた際に、お茶壺に似せたお重があることを知り、どうしてもお茶のイベントの時の昼食に、そのお重で皆さんに楽しんでただきたいと思ったのがはじまりです。
定休日にもかかわらず、近くだからと食事の時間に合わせて出来立てを運びますとおっしゃる芦田さんのお言葉に甘え、秋の味覚がたくさん詰まった目にも舌にも美味しいお弁当を皆さんに楽しんでいただきました。
芦田さんの料理に対する思いや、食べる人を思ってのお心配りに、料理に対する情熱とお客様を思うおもてなしの心の素晴らしさを知り、ますます芦田さんが好きになりましたし、勉強させていただいた思いでした。
お弁当はみなさんが思い思いに入っているお料理を召し上がるので、お茶のペアリングは少し難しいかなと思いましたが、和食に合うお茶、シーンやタイミングに合うお茶、季節を感じるお茶を8種類いれて出させて頂きました。
当日までにお茶を取り寄せたり、作業としては大変なことが多かったのですが、お茶を選ぶ作業はとても良い勉強の機会になりました。
やはり、お食事の威力といいますか、お茶だけの集まりの時より一層華やぎ、ご参加いただいた皆様の笑顔が輝いていたように感じられました。誰かと食べることを共にするってやはり素敵なことですね。
ご参加いただいた皆さま、宇治茶師谷口氏、和食や芦田さんに心より感謝申し上げます。
うっすらと次回の企画も茶師さんや芦田さんとお話をしたりしましたので、来年の2月頃、また楽しみにこうした企画をお待ちいただけると幸いです。