これから少しずつ、ジンというお酒について思いつくままに書いてみたいと思います。
ジンのキーワード『再蒸留』『ジュニパーベリー』
まずは、ジンって?
巷ではジン、ジンと耳にするけれど、ジンってどんなお酒なの?
では、とっても簡単に、箇条書きにしてみましょう。
*ジンは通常無色透明で、アルコール度数はだいたい40〜50度と高い度数のお酒です。
*ジンの原料となるアルコールは、大麦やライ麦、ジャガイモなどの穀物をアルコール発酵させ、アルコールが水よりも気化しやすいことを利用して、程度数のそれらアルコールを熱して出たアルコール蒸気を集めて冷却(蒸留)することで作られます。
*ジンの作り方を特徴づける最たるものが香りづけをする『再蒸留』です。原料となるアルコールを草や木、根や川などと一緒に再蒸留するのです。これらの香りづけする植物のことを『ボタニカル』と呼びます。
*ジンを名乗るためにはボタニカルとして『ジュニパーベリー』という、ヒノキ科・和名=セイヨウネズの実が用いられることが必須です。そのほかに、コリアンダーやカルダモン、シナモン、レモンといったボタニカルがよく使われます。
それではこの辺で・・・
さてと、今日はどのジンを楽しみましょうか・・・。