夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉がしげる。あれに見えるは茶摘みじゃないか。あかねだすきにすげのかさ。
唱歌ですが、もうこの歌を習ったりはしませんよね。八十八夜の頃が日本のお茶の旬、新茶の季節なのでお茶摘みの風景を歌った歌なのです。
今年の八十八夜は、5月1日。4月も半ばをすぎるとあちこちで『新茶』の文字を見かけるようになりますね。
新茶は煎茶だけではなく、紅茶でもダージリンでは、その年初めて収穫したお茶をファーストフラッシュといって楽しみます。日本の緑茶の新茶、ダージリンの新茶、ぜひ今年の新茶を味わってくださいね。ダージリンのファーストフラッシュがお店でご用意できましたらまたお知らせします。
抹茶は、新茶の時期に摘まれた茶葉をてん茶に加工したあと熟成期間をおいて、その年の11月頃から楽しめます。茶道においては、『口切りの茶事』という初めてその年の抹茶を味わう行事もありますが、一般的には、あまり新茶新茶と煎茶のようには言われません。でも、あの美しいグリーンの色合いが新緑の美しさと重なって、新茶のシーズンのお茶の美味しさを表現できるようにも思います。
当店には通常抹茶を使ったメニューとして、抹茶ラテ(HOT)抹茶ミルク(ICED) 抹茶アフォガートなどがございます。これからの暑い季節には、アイスクリームを一緒に楽しめるアフォガートや抹茶ミルクフロートが特におすすめです。材料にこだわった美味しさをぜひお試しくださいね。
ジンを召し上がる方には、抹茶ジントニックもおすすめです。


